建売住宅を建築前に契約！契約の流れやメリット・デメリットを解説
建売住宅とは、不動産会社などが土地を仕入れて住宅を建築し、土地と建物を一緒に売る販売方法です。
しかし、なかには、建物ができあがる前に建売住宅を購入したい方も少なくありません。
今回は、建築前の建売住宅を契約できるのか、また契約の流れとメリット・デメリットについて解説します。
建売住宅を建築前に契約！契約の流れ
建売住宅は、建築中や建築前であっても、建築確認取得済みの物件であれば、売買契約を締結して購入できます。
なお、建築確認取得済みではない物件に関しては、そもそも広告を出すことも認められません。
そのため、不動産の情報サイトなどに掲載されている物件は、原則、全ての物件が購入できると考えて良いといえます。
建築前の物件を購入する場合の基本的な流れは、まず購入の申し込みからはじめます。
その後、土地と建物の売買契約を締結し、手付金を支払います。
建物が完成したら、完成した建物が契約どおりかを確認するために竣工検査をおこないます。
検査に問題なければ、残金の支払いと引き渡しを実施するのが一連の流れです。
なお、建築前の建売住宅を購入する場合には、売買契約の前に設計図書をきちんと確認しておくことが注意点です。
実際に物件を見てから購入するわけではないので、建物のプランや仕様について細かくチェックすることをおすすめします。
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建売住宅を建築前に契約！メリット・デメリット
建築前の建売住宅を購入するメリットは、まず気に入った物件を確実に購入できる点です。
建物の完成を待ってからであれば、ほかの購入希望者に先手をとられる可能性があります。
しかし、建築前に購入すれば、ほかの購入希望者に関係なく、好きな区画を選べます。
そして、施工状況を確認できるのもメリットといえます。
建築工程を確認できるので、必要に応じてオプションの取り付けや追加工事も可能です。
しかしながら、契約の段階で完成状況を見られないデメリットもあります。
設計図面から想像していたイメージと、実際の完成図にギャップを感じてしまうリスクがあります。
とくに、母屋下がりなどの勾配天井は、平面図だけではわかりづらいので注意が必要です。
また、完成した物件が気に入らないからと言ってキャンセルできないのもデメリットです。
万が一、職人の技術不足で傷や隙間が多い物件であっても、生活に支障のないものであればそれを受け入れなければなりません。
そのため、建築中は定期的に施工状況をチェックし、気になる点があれば確認するのが大切です。
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まとめ
今回は、建築前の建売住宅購入の契約の流れとメリット・デメリットについて解説しました。
建築確認取得済みであれば、建築前の建売住宅でも購入可能です。
なお、建築前に契約すれば確実に物件を購入できるなどの利点がありますが、完成状況がわからないなどの懸念点もあるのを理解しておきましょう。
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