戸建ての玄関に階段は必要?メリットとデメリットを解説
戸建ての玄関アプローチは内装の設計と勝手が違い、どのように作ろうか悩みどころが多いものです。
戸建ての玄関アプローチに階段を作るか作らないかでお悩みの方へ向けて、メリットとデメリットを解説してまいります。
好みや感性にもよりますが、長所と短所を把握すればより納得して、外構をイメージできるでしょう。
戸建ての玄関アプローチに階段を付ける4つのメリットとは?
道路から玄関までに辿り着く道のりを玄関アプローチといいますが、ここに階段を付けるとどのようなメリットがあるのでしょうか?
子どもの飛び出しを防止
お子さんのいる家庭ではよくある光景ですが、玄関扉を開ける際、子どもが思いもよらぬ速度で飛び出すことはよくあります。
家の前にある道の交通量が多いとなると、危険な思いをする人も少なくないでしょう。
こんなときに玄関先に階段があると、子どもの飛び出し抑制につながります。
プライバシーが守られやすい
玄関アプローチにある階段の段数が多いと、家自体の建つ場所が高くなります。
目線の高さより高い位置にある窓のなかは、そうやすやすと覗けません。
水害に強い
プライバシー同様、家の建つ場所が高いと水害に強い戸建てになります。
お住まいの地域が海抜より低い場合には、検討の余地があるでしょう。
日当たりも良い
当然、高い位置に家があるので、日光を遮るものも少なくなります。
ところが、最近の戸建ては玄関アプローチに階段を設けない、設けても低く少ない階段程度に留めておくことが多いようです。
次章ではその理由となるデメリットを見ていきます。
戸建ての玄関に階段を付ける2つのデメリットとは?
戸建て建築のトレンドもありますが、最近ではあまり玄関アプローチに階段を設けません。
理由はデメリットが多いからです。
階段がしんどい/転倒などの危険がある
最近は、戸建てを立てる際にバリアフリーを気にしている人が少なくありません。
階段があると年を取ったときに上がるのがつらく、車椅子であれば昇り降りが非常に困難になります。
さらにご年配や子どもはもちろん、20~50代の大人であっても雨などで滑りやすくなった階段は危険です。
子どもの飛び出しが防止できるメリットがある一方で、子どもが転倒してしまう危険性があるのです。
防犯性能が落ちることも
玄関を周りから見えにくくしてしまうような階段は、戸建ての防犯性能を落としてしまいます。
階段を設けることで、玄関ドアを目立ちやすくして防犯性能を上げることも可能でしょう。
しかし、一般的には玄関アプローチの階段設備は時代の流れと逆行していると言われています。
まとめ
戸建ての玄関アプローチに階段は必須か、メリットとデメリットを見てきました。
それぞれの項目でも触れたように、長所と短所は表裏一体です。
現地に赴き、周りの状況を見てから外構プランを立てていくことをおすすめします。
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