アスファルトシングル葺き屋根の戸建てに暮らすメリット・デメリットとは?
戸建ての購入にあたり、屋根材に悩んでいる方は多いでしょう。
最近では、アスファルトシングル葺きが人気で、わざわざ既存の屋根をリフォームするケースも少なくありません。
今回は戸建ての購入を検討されている方に向けて、アスファルトシングル葺きの戸建てについて解説します。
アスファルトシングル葺きのメリット・デメリットもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
屋根がアスファルトシングル葺きの戸建て物件とは
アスファルトシングルとは、海外で一般的に使用されている屋根材で、無機系材料の基材に、アスファルトを塗覆したものです。
アメリカで開発された素材で、アメリカでは8割以上の住宅の屋根に使用されています。
シート状なので扱いやすく、丸形(ドーム)など複雑な形状の屋根にも取り付けられるのが特徴です。
このアスファルトシングルで屋根を覆うことを、アスファルトシングル葺きと呼びます。
具体的な工法は、接着剤で下地に張り付ける方法と、釘打ちによる方法があります。
使用する商品にもよりますが、施工費用の相場は材料費込みで5,000円ほどです。
屋根がアスファルトシングル葺きの戸建てのメリット・デメリット
検討するうえで知っておきたいのが、メリット・デメリットです。
屋根がアスファルトシングル葺きの戸建てに住むメリットとして、耐久性が高い点が挙げられます。
やわらかい素材のため、硬い瓦屋根のようにひびが生じたり、金属屋根のようにサビが発生したりといった心配がありません。
20年経過しても、その強度を維持しているケースも多く、なかには保証期間が25年や35年のものも登場しています。
また、軽量なのも特徴で、耐震性にも優れています。
対して、デメリットは強風に弱い点です。
薄いシート状なので、強風によってはがれたり、破れたりする可能性があります。
経年劣化によって耐久力が下がってしまうケースもあるので、定期的なメンテナンスが必要です。
また、表面の石粒が落下してくることもあり、放置すると見た目も悪くなるうえに、劣化も進んでしまいます。
通常、メンテナンスは5年から10年ごとに、劣化状態によって葺き替えやカバー施工、塗装などをおこないます。
そして、まだアスファルトシングルの需要が少ない日本では、専門の施行業者が少なく、業者ごとの技術に差が生じやすいのもデメリットです。
まとめ
今回はアスファルトシングル葺き戸建てについて解説しました。
アスファルトシングルは、基材にアスファルトを塗覆したもので、耐久性や耐震性の面でメリットがある一方、強風に弱いといったデメリットもあります。
メリット・デメリットの両面を踏まえて、検討しましょう。
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