建売住宅の寿命!注文住宅との違いや寿命を延ばす必要なメンテナンスを解説
せっかくマイホームを購入するのであれば、できる限り長い間住み続けたいものです。
しかし、住宅の寿命が実際どれくらいなのか、どのようなメンテナンスが必要なのか、よくわからないという方も多いでしょう。
今回は、建売住宅について、寿命の長さや注文住宅との違い、寿命を延ばすために必要なメンテナンスを解説します。
建売住宅の寿命!寿命の長さ
建売住宅の寿命は、木造か鉄筋コンクリート造かによって大きく異なります。
木造の建売住宅の場合、法定耐用年数は22年とされており、経済的な耐用年数は20年から25年と言われています。
鉄筋コンクリート造の場合は、法定耐用年数が47年です。
法定耐用年数とは、建物の構造・用途・規模に応じて法律上定められている寿命の長さで、経済的耐用年数とは、不動産市場で建物の資産価値を維持できる期間です。
なお、物理的な耐用年数は、気候や環境、メンテナンスの状況といった要因によって異なるので、明確な定義がありません。
そのため、適切なメンテナンスを実施することで、物理的耐用年数はどこまでも延伸できるという指摘もあります。
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建売住宅の寿命!注文住宅との違い
建売住宅と注文住宅では、買主のオーダーに沿って建設する注文住宅のほうがコストがかかります。
ただし、その耐久性については、建売住宅でも注文住宅でも変わりはありません。
住宅を建設する際には、住宅の種類に関わらず建築基準法を満たす必要があります。
建築基準法を満たさない建物は違法建築となるので、基準を満たしている証明である検査済証が確認できれば、耐震性や耐久性には問題ないと言えるでしょう。
また、住宅の品質を守るために住宅品確法という法律もあります。
住宅品確法では、引き渡しから10年以内に構造上の重要性が高い部分や雨漏りを防ぐ部分に瑕疵が見つかった場合、売主は無償で修繕工事を実施しなければならないとされています。
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建売住宅の寿命!寿命を延ばすために必要なメンテナンス
建売住宅の寿命を延ばすために必要なメンテナンスは、まず外壁や屋根の塗装です。
建築から10年前後を目安として塗り替えをおこなうことで、雨漏りや腐食による倒壊のリスクを減らせます。
また、シロアリ対策も重要なメンテナンスです。
シロアリが発生すると建物の構造部分へ大きなダメージが生じるので、定期的に防蟻処理をおこなう必要があります。
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まとめ
今回は、建売住宅について、寿命の長さや注文住宅との違い、寿命を延ばすために必要なメンテナンスを解説しました。
建売住宅の寿命については、木造・鉄筋コンクリート造といった種類ごとに法定耐用年数が設定されています。
ただ、法定耐用年数はあくまで目安であり、外壁・屋根の塗装といったメンテナンスの実施によって延伸は可能です。
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