屋根修理の費用や時期は?一戸建て購入後のメンテナンスについて解説
一戸建ての屋根を修理したいが、費用がいくらになるか気になる方が多いと思います。
屋根は普段見ることがないため、気づかないうちにひどく劣化していることがあります。
この記事では、一戸建ての屋根修理について、素材別の修理時期や費用の相場についても解説していきますのでぜひ参考にしてください。
素材別の屋根修理時期
屋根の素材は基本的にスレート、瓦、ガルバリウムの3つに分類され、それぞれ耐用年数や修理時期が違います。
スレート屋根は10年が経過すると表面の塗装が剥がれていき劣化が早まるため、定期的なメンテナンスが必要です。
修理時期は8〜10年が推奨されています。
瓦は、地震などで衝撃などを受けなければ耐用年数は50年以上です。
しかし、色褪せや漆喰の劣化により防水機能が低下するため、10〜15年での修理が推奨されます。
ガルバリウム鋼鈑の屋根は耐久性が高いため、20年は修理の必要がなく、修理時期は20〜30年が推奨されます。
屋根修理にかかる費用相場
屋根の修理には、足場代のように共通してかかる費用と施工方法により変わる費用があります。
一戸建ての屋根を修理する場合、作業するための足場を組む必要があり、足場代が必要です。
30坪2階建ての場合、1棟当たり12万〜20万円になります。
屋根の修理方法の1つとして、塗料の塗り直しがあり、1棟当たり20万〜50万円になります。
葺き替えは、既存の屋根材を撤去して新しい屋根材に取り替える手法です。
下地も同時に補修できる利点がありますが、古い屋根材の処分代もあり、1棟当たり90万〜150万円になります。
カバー工法は、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる手法です。
既存の屋根材の撤去する必要がないため、コストを抑えることができ、1棟当たり60万〜100万円になります。
条件により屋根修理に火災保険が適用できる
高額になることの多い一戸建ての屋根修理ですが、台風などの自然災害による損傷は、火災保険を使用することで修理費用を抑えられる場合もあります。
火災保険には風災という補償があり、保険会社に認められれば保険金を受け取ることができます。
風災とは台風や竜巻などの強風により、瓦が飛んでしまったり飛来物によって屋根が破損してしまったりする損害のことです。
火災保険には雹災や雪災、落雷による損害も風災とセットで補償されているのが一般的です。
しかし、地震による損害は補償に含まれないため、注意が必要になります。
また、保険金申請の期限は、風災などによる損害を受けてから3年以内です。
請求期限を過ぎてしまった場合でも、保険会社によって3年以上の請求期限を設けている場合もあるため、確認してみると良いでしょう。
まとめ
一戸建ての屋根修理にかかる費用やメンテナンス時期についてご紹介しました。
一定の条件を満たせば火災保険の申請で保険金を受け取れます。
今回記事のなかでご紹した情報を参考にして屋根の修理をおこなっていただけますと幸いです。
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株式会社HOME UP スタッフブログ編集部
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