エコ住宅のデメリットとは?メリットとデメリットを知っておこう
これから家を建てようと考えている人にとって、地球と家計にやさしいと注目されているエコ住宅が気になるところでしょう。
気密性や断熱性を高めているので冷暖房費を節約できる、太陽光発電システムで家の電気を賄える、売電ができて収入を得られるなど、魅力がたくさんあります。
しかしエコ住宅にはデメリットや注意点がないわけではありません。
エコ住宅のデメリットとは?メリットとデメリットを知っておこう
エコ住宅の魅力としてまず先に挙げられるのが省エネな構造でしょう。
断熱性と気密性に優れていれば外気の気温に関係なく夏は涼しく冬は温かい状態を維持できるので、冷暖房費を節約できます。
さらに、太陽光発電システムを設置すれば家で使う電気を賄うことができます。
蓄電池を置けば昼間のうちに貯めた電気を夜になっても使うことができ、何かの理由で周りが停電になっても安心です。
また、PHEVやRVの車を持っていれば家で作った電気で充電もできます。
省エネで使うエネルギーをすべて自分の家で作れるのがエコハウス最大のメリットです。
では、デメリットはあるのでしょうか。
エコ住宅の最大のデメリットは初期費用です。
エコ住宅が増えてきたとはいえ、まだまだ設備に多額の費用がかかります。
たとえば、太陽光発電システムと発電した電気をためておく蓄電池を設置する場合、200万円を超える費用が必要になることもあります。
さらに、蓄電池は使っていくうちに貯められる電気量が減っていくため、10年ごとに交換が必要です。
また、これまでの生活のスタイルも大きく変わるかもしれません。
たとえば、エコハウスにしたことでオール電化の生活に変わったとします。
住んでみるとIHクッキングヒーターが使いにくかったりエアコンの風が不快に感じたりするかもしれません。
結果、ガスコンロを設置してみたり石油ストーブを使うようになったりと、エコハウスのメリットを十分に活かせない生活になってしまうことがあります。
エコ住宅のデメリットと注意点とは
エコハウスのメリットを最大限に引き出すためにはいろいろな設備が必要です。
しかし、設備を増やせば費用がかかり、家を建てる期間も長くなります。
国や地方の自治体がエコハウスの推進のためにさまざまな補助金を出していますが、それらを受けるための条件は複雑です。
さらに10年や20年後には設備の更新が必要になるでしょう。
エコハウスは魅力的ですが、まずは自分たちの生活スタイルに合っているかを検討するのが重要です。
まとめ
エコハウスは注目されるだけのメリットがありますが、注意点も少なからず存在します。
長く住む家だからこそ、流行や最新の技術だけでなく、使いやすい家になっているかの観点が大切です。
家族が安心して生活できる家にするためにも、しっかり計画を立てて家づくりをすすめていきましょう。
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