間取り図に記載の納戸とは?居室スペースとの違いや活用方法をご紹介
間取り図上の「4LDK」と「1LDK+3N(S)」。
これらの違いとは何かわかりますか?
Nとは納戸のことで、居室スペースとの違いは建築基準法上の違いです。
部屋数は同じですが、窓やコンセントなどの設備の有無で差があります。
そんな納戸の活用方法が気になりますよね。
今回は、納戸と居室スペースの違いや活用方法についてフォーカスします。
間取り図に記載の納戸とは?~居室スペースとの違い~
冒頭でご紹介したように、納戸と居室スペースとの違いは建築基準法で認められているか否かです。
居室スペースとは建築基準法上、換気や採光などの面でさまざまな基準が設けられており、それらを満たしていることが条件になります。
一方、納戸とは建築基準法上で居室と認められていない部屋のことを指しますよ。
そのため、コンセントや窓がなかったり、エアコンがつけられなかったりする場合があります。
反対に、間取り図上では納戸になっていても窓がついていたり、スペースが広かったりすることも。
ただし、居室スペースでは建築基準法上、窓が床面積の1/7以上必要です。
納戸に窓がついている場合は、この条件を満たしておらず居室に比べて小さな窓ということになります。
納戸には部屋と同じように人が歩き回れるものから、押入れが広くなったようなものまであり、部屋と収納スペースの中間的なものとも捉えられるかもしれません。
そのため、さまざまな用途で使うことができそうですね。
次の見出しで活用方法についてみていきましょう。
間取り図に記載の納戸とは?~活用方法~
では、間取り図に記載の納戸の活用方法についてパターンごとにご紹介します。
〈パターン1:書斎や趣味部屋〉
納戸は窓がなかったり、居室と比べてスペースが小さかったりするので直射日光の影響を受けにくいのがメリットです。
本の日焼けや電子機器の故障を防げるので、オーディオ機器を置くなど趣味部屋や書斎として使いやすいでしょう。
スペースとしても居室と比べるとコンパクトなことが多いので、秘密基地感覚で心地よく過ごせるかもしれません。
〈パターン2:子どもの遊び場〉
納戸を子どもの遊び場として活用するのもおすすめです。
リビングなどに子どものおもちゃや絵本を置いておくと、すぐに散らかってしまいます。
ですが、納戸を利用すれば、急な来客のときなども扉を閉めるだけで片づけが完了するので簡単です。
また、普段子どもが遊ぶときは、扉を開けておけば圧迫感を緩和することもできますよ。
コンパクトなスペースは子どもにとっても秘密基地の気分が味わえ、お気に入りになるかもしれませんね。
〈パターン3:収納スペース〉
お出かけグッズや書類、服の収納やパントリーとしてなどさまざまな収納スペースとして利用することもできます。
これは、間取り図上でみる役割としてイメージしやすい活用方法かもしれませんね。
収納としては充分なスペースがあるので、棚を設置したり収納ケースやワゴンを使ったりして利用しやすいよう工夫しましょう。
特にワゴンは移動も楽にできるのでおすすめです。
目隠ししておきたいゴミ箱を置くのもよいでしょう。
まとめ
今回は間取り図に記載の納戸と居室スペースとの違いとは何か、活用方法について詳しくご紹介しましたが、いかがでしたか?
納戸はライフスタイルに合わせてさまざまな用途で活用することが可能です。
また、ライフスタイルの変化に合わせて活用方法を変更することもできますね。
納戸を上手に活用して、暮らしやすい部屋を手に入れましょう。
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