戸建てを購入するなら角地にこだわりを持つべき？そのメリットや注意点とは
戸建てはどこに建っているかでその住み心地も変わるため、立地も購入時の重要な検討項目です。
なかでも角地にこだわる方はよくおられますが、注意点もあるため万人におすすめできるわけではありません。
こちらの記事では、角地のメリットと注意点についてご紹介しましょう。
戸建ての購入時に角地へのこだわりを持つ方は多い！そのメリットとは？
交差点に面する立地であるために周囲の住宅がやや少なく、開放感があって景観もよいです。
東西どちらの角地でも南に位置するなら、日当たりが良好で日中は室内が明るくて照明もあまりいらず、庭ではガーデニングや家庭菜園などを楽しめるでしょう。
冬場には日光のおかげで室内が暖かく、暖房の効きがよくて快適に過ごせるほか、光熱費も節約できます。
そして自身が購入した土地でも避けられない建築制限について、角地だと少し緩和されてやや広い家を建てられることがあるのです。
また、駐車場・玄関・リビングなどをどちらの道路に向けるか選べるなど、可能な範囲で自由に家を設計する楽しみがあります。
そのほか、戸建て購入時に角地へこだわる方が多いように、総じて人気が高い立地であり、購入後にも資産価値が維持されやすい点もメリットです。
将来売却する際にも市場から評価されやすいため、何らかの事情で家を処分したい際には現金へと手軽に換えられます。
角地の戸建ても良いことばかりではない？こだわりを持つ前に知りたい注意点
日当たりが良い角地では夏の暑さに悩まれる方は多く、遮光カーテンで日差しを遮る、窓の前にすだれを立てかけるなど、何らかの工夫が必要です。
それでも限度はあるため、寒さよりも暑さのほうが苦手な方は注意してください。
そして2方向で道路と接しているために、自動車や通行人の多い道路であれば、物音や話声などが騒がしい場合もあります。
同時に、そこを行き交う人たちからの視線が気になることも多く、プライバシー保護のために設置する塀や植木などで費用がかさむことも珍しくありません。
また、交差点は一般的に事故が起こりやすいため、家を出た直後に巻き込まれたり、住宅に自動車が衝突したりと、何らかの被害に遭いやすい点にも注意が必要です。
さらに、角地は人気の高さゆえに価格が高く、通常の土地よりも購入時に多くの資金を要します。
その資金を住宅ローンで調達する場合、通常よりも支払い利息が多く、それだけ返済の負担が重いことは事前に確認しておきましょう。
まとめ
角地にしかないメリットは確かにあり、人気が出るのも道理ですが、ご紹介したように注意点もあるため万人に向いているわけでもないのです。
角地にこだわるかどうかはそれぞれの特徴を確認してから決めると、購入後に後悔しないでしょう。
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