一戸建てにある「坪庭」とは?メリットや設置のポイントもご紹介!
一戸建てを購入する際、坪庭の設置を検討する人も多いでしょう。
坪庭と聞くと和風な家にあるものと思われがちですが、最近は住宅のイメージに合ったさまざまなデザインの坪庭も注目を集めています。
今回は、坪庭とは何なのかを、設置する際のポイントとともにご紹介しましょう。
一戸建てに設置すると魅力的な「坪庭」とは?
坪庭とは、一戸建てに設置された小さな中庭のことをいいます。
平安時代、貴族が住んでいたお屋敷にあった渡り廊下に面した空間のことを「壺」と呼んでいたことに由来し、そこに樹木や花などを植えて美しくデザインしたものが、現在の坪庭になったのです。
この時代の建物は、長屋建築で建物の奥まで日光や風が入りにくかったため、中央に坪庭を設置することで採光・通風を良くしていました。
現在でもそういった意味で坪庭を設置する家が多く、同時に、趣のある坪庭の美しさをいつでも楽しめるようになり、非常に魅力的だと人気です。
坪庭は基本的に面積が小さめなので管理に手間がかからず、さまざまな植物の生育を楽しめるメリットもあります。
ただし、建物面積が小さくなる可能性や、建物の形状が複雑になることで建築費が高くなるデメリットもあるため、慎重に検討が必要です。
一戸建てに坪庭を設置する際のポイントは?
坪庭のデザインを決める際のポイントは、「室内からどう見えるか」です。
たとえば、窓の近くに大きめの樹を植えてしまうと、せっかくの坪庭が室内から見えにくくなります。
また、日当たりを確保できるように、樹木の植えすぎには注意しましょう。
植える植物を少なくすることで地面が寂しくなってしまう場合は、砂利を敷いたり庭石を置いたりして充実させる方法がおすすめです。
さらに、坪庭を設置する前に庭の水捌け状態を確認しなければなりません。
水捌けの悪い土だと少し雨が降っただけでも水たまりができてしまうため、その場合は排水口を設けるなどの対策も検討したほうがよいでしょう。
坪庭の風とおしが悪い場合は、植物が害虫の被害に遭いやすいため、被害に遭いにくい植物を選ぶか、こまめにメンテナンスをおこなうことが大切です。
まとめ
坪庭は、採光や通風のためだけでなく、室内から美しい小庭を楽しめるように、設置を検討する人も多いでしょう。
坪庭のある家は、それだけでもグレードの高さを感じさせてくれるはずです。
満足のいく坪庭になるよう、デザインのポイントや土選びの注意点などをしっかり確認しておくことをおすすめします。
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