不動産購入時に知っておきたい不整形地!建てられる住居の特徴やデザイン例
多くの住宅は整形地と呼ばれるきれいに区分けされた土地に建っているものの、長方形や正方形などに整えられない敷地も少なからず存在します。
いわゆる不整形地と呼ばれるその土地でも、工夫により素敵な住まいを造れた実例はいくつもあります。
ここでは不整形地の基本的な特徴のほか、その土地に建てられた素敵な住宅のデザイン例をご紹介するので、ぜひご確認ください。
デザインとあわせて不動産購入前に確認!不整形地住居のメリットデメリット
不整形地住居のメリットとは
不整形地は、きれいな形の土地よりも活用の幅がおのずと狭まるため、敷地の値段が総じて安いです。
資産価値の評価額も高まりづらいため、完成後の住居に課される税金を比較的抑えられます。
また、その土地の種類によっては敷地前の道路から家の様子が見えにくいため、プライバシーを保護しやすいです。
そのほか、土地の形に合わせれば個性的な住居を建てられることもメリットです。
不整形地住居のデメリットとは
これらの一方、住居の設計や建築に苦労することがやはり少なくありません。
一般的な形をしていないため、そのままではどうしても住宅の建築が難しく、土地の形状を変更する工事が先に必要な場合もあります。
それでも大幅な改善は難しく、建築できる住まいをやはり制限されることもあります。
さらに、資産価値が総じて低いため、住宅ローンを借りるときに判定される担保評価額が伸びず、借入上限額が下がる傾向にあることにも注意が必要です。
また、将来売却するときにもあまり人気がなく、売れにくいことも知っておきたいデメリットです。
不整形地の不動産購入時に注目したいデザインの実例
不整形地での住宅デザインに注目すると、例えば旗竿地にて、敷地前の道路からは住居全体が見えないことを逆手に取り、見える範囲を工夫して印象的な住まいを造った実例があります。
直線的でスタイリッシュな玄関周りを造り、外壁の色は主に白を採用しつつ、適度に別の色も用いてコントラストをうまくつけています。
通行人の目に入るわずかな範囲で、その形と色で素敵な住まいを演出した、優れたデザイン例です。
また、玄関を道路に向けずに設置し、室内が外から見えない設計がされているのも、旗竿地の特徴をうまく利用している例です。
このほかにも、扇形の土地に合わせて同じ形状の住居を建てたり、道路より低い位置にある敷地を活かして玄関を最上階に設けたりと、さまざまな実例があります。
これから購入する不整形地に建てる住まいをデザインする際、参考にされるとよいでしょう。
まとめ
一般的な形をしていない土地にはもちろん注意点があるものの、メリットがないわけではありません。
そして、その土地を活かして建てられた素敵な住まいの実例もたくさんあるため、不整形地にどのような住まいを造れるか、デザインをぜひ考えてみてください。
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