一戸建て購入の際に取り入れたいスプリンクラー設備の仕組みや費用をご紹介
一戸建て購入の際にはどのような設備を導入するか、いろいろと考える家庭も多いでしょう。
そこでおすすめしたいのが、スプリンクラー設備です。
スプリンクラーはほかの消防設備に比べて建物の火災を防ぐ効果が非常に高く、その分、設置費用も高額になります。
今回は、スプリンクラーとはどのようなものなのか、設置費用はどのくらいかかるのかをご紹介しましょう。
一戸建て購入の際にチェックしたいスプリンクラー設備とは?
スプリンクラーと聞くと、芝生などに水をまく植栽用のものをイメージする人が多いですが、消火設備として建物内に設置するスプリンクラーもあります。
ビルや商業施設など、大勢の人が集まる場所には設置が義務づけられていますが、最近は一戸建て購入の際にスプリンクラー設備を導入する人も少なくありません。
家庭用のスプリンクラーは天井に設置され、トイレやお風呂の給水管とつながる配管が天井内を通っています。
万が一、室内で火災が発生した場合、その熱によってスプリンクラーのヘッド部分が破壊され、自動的に散水するという仕組みです。
最近は、普段配管内に水が入っていない状態で、火災を感知した瞬間に通水されるタイプのスプリンクラーも登場しています。
これにより、配管からの漏水や誤った放水などのリスクを防ぐことが可能です。
一戸建て購入の際にスプリンクラー設備を導入する費用について
一戸建てにスプリンクラーを1台設置するための費用は、10万円前後といわれています。
ただし、スプリンクラーヘッドのグレードや個数によって費用は変わってくるため、事前にしっかりと見積もりを取っておきましょう。
見積もり時には、点検口があるか、住宅の図面はあるか、消防署への届け出書類はあるか、これらによってその内容が異なる場合もあります。
スプリンクラーは住宅が建ってから後付けすることも可能です。
ですが、移設や増設より新築時に取り付けてしまったほうが費用は安く済むため、一戸建て購入の際に導入することを検討してみるとよいでしょう。
また、スプリンクラーヘッドの価格相場は5,000円前後ですが、数年使用して交換する際には、1か所につき10万円から20万円ほどの交換費用がかかります。
そういったことも考えた上で、何か所に設置すべきか検討してみるとよいでしょう。
まとめ
住宅火災による被害を最小限に抑えるためには、すべての住宅にスプリンクラーを設置することが望ましいといわれています。
後になって取り付けると設置費用が割高になってしまうため、一戸建て購入の際には慎重に検討してみるのがおすすめです。
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